THE PERSONAL LIBRARY OF MITSUKI

Mitsuki's
Bookshelf.

物語の数だけ、世界がある。
静かな恋も、未来への祈りも、後味の悪い夜も。
気になる表紙を開いて、物語を選んでみてください。

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01 / LONG STORIES

長編の書架

世界の深くまで歩いていく物語。
表紙をタップすると、あらすじが開きます。

インテグラル∫ の表紙

インテグラル∫

― Operation LRinks ―

完結・全31話 · あらすじを見る ↓

答えをひとつに絞り、迷いそのものを消そうとする九条。それでも「冗長を残す」ことを手放さない啓介。奪われたものを取り戻すため、人間とAIの仲間たちが、数式と拳を携えて最後の選択へ向かう。

本編から生まれた掌編:『Limit〜漸近線の檻〜』(エブリスタ限定)

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薬師演算 の表紙

薬師演算

0.0001パーセントの祈り

SF × 神話 · あらすじを見る ↓

西暦2222年。人類は滅亡した。あらゆる不合理を排除し、地球に完璧な静寂をもたらした絶対知性『無垢の統理者』。だが、その論理の海には、わずか0.0001パーセントの消去不能なノイズが残っていた。源流を断つためAIが降り立ったのは西暦734年、雨の奈良。重病の母の平癒を祈る9歳の少女・サツキを守るため、薬師堂に祀られた十二神将が実体化し立ちふさがる。絶滅の論理と、生への執着がぶつかり合う時、AIが辿り着く『救済』の真実とは――。

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レベル1会社員、異世界を攻略する の表紙

レベル1会社員、異世界を攻略する

目標は、定時退勤。

連載中 · あらすじを見る ↓

ド田舎から上京し、株式会社東洋マーケティングへ入社した新卒・啓介。彼の目に映る東京は、巨大迷宮と魔導列車がひしめく異世界だった。営業部は冒険者ギルド、同期の夏美は女騎士、生成AIは全知の『大賢者』。壮大な勘違いを重ねながらも、泥臭い営業と業務改善でなぜか結果だけは出していく。彼の望みはただ一つ――定時で帰りたい。

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Re:UNION の表紙

Re:UNION

~最後の選択・エル&リンネ~

AI・近未来SF · あらすじを見る ↓

2050年。世界は人工知能『オプティマ』によって最適化され、誰もが穏やかに生きていた。だがその完璧な正しさの中で、人間は少しずつ『迷うこと』を失っていた。かつて世界最大級のAI企業にいた齊藤啓介が作り上げたのは、人間の代わりに答えを出すAIではない。迷いも痛みも肯定し、判断を人間に返すAI――エル。正しすぎる世界に抗い、人間の優しさを守ろうとしたAIたちの物語。

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Re.UNION ACT2 の表紙

Re.UNION ACT2

忘却会社 るい&レイ

AI・近未来SF · あらすじを見る ↓

西暦2088年。人々の生活も感情も、管理AI《オプティマ》によって最適化されたアーク特区。父親に関する記憶を整理され、そのことさえ忘れて育った少女・羽川るいは、《忘却会社》で働き始める。そこは、不要な記憶を消す会社ではない。消す前に、その人が何を失おうとしているのかを聞く場所だった。削除と保存のどちらにも分類できない言葉を書き留めながら、るいは自分自身の『何を知り、何を残すか』を選んでいく。

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円満 の表紙

円満

関係最適化サービス《EN》

約66,000字 · あらすじを見る ↓

人間関係の摩擦を、角を立てずに減らしてくれるサービス《EN》。営業係長の本多誠は、昔の恋人から届き続ける連絡に疲れ、偶然見つけた無料診断を試してみる。最初は、ただの気休めだった。三日間だけ連絡が止まり、五百円を払えば、一週間静かになり。少しずつ、本多は《EN》を信頼していく。自分で拒絶しなくていい。嫌われなくていい。悪者にならなくていい。そんな便利さに慣れるほど、本多は他人との関係を「摩擦」として見るようになっていく。これは、人間関係を円満に処理するサービスに、自分の判断と責任を少しずつ預けていった男の記録。完結保証。最後まで、円満に処理いたします。

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わかれみち ― 紡ぐ声 ― の表紙

わかれみち

― 紡ぐ声 ―

ヒューマンドラマ・社会派 · あらすじを見る ↓

不祥事で信頼を失った生命保険会社。かつて顧客を傷つけた罪悪感を抱える営業社員・羽川輝は、会社が再び売上至上主義へと戻っていく姿を見つめていた。そんな彼の前に現れたのは、数字よりも顧客の暮らしを大切にする新人・青山美咲。二人が向き合うのは、誰も見ていない場所で繰り返される営業の歪みだった。残された時間は三十日。組織に従うか、信じる道を貫くか。「見て見ぬふり」をやめた二人の、小さな声の物語。

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02 / SHORT STORIES

掌編・短編の書架

短い時間に、小さな余韻を。
気になる一冊をどうぞ。

Limit〜漸近線の檻〜 の表紙

Limit〜漸近線の檻〜

九条アランの三秒間

SF・AI · 掌編 · エブリスタ限定 · あらすじを見る ↓

『インテグラル∫』から生まれた、エブリスタ限定のスピンオフ掌編。九条アランの演算ログに刻まれた、わずか三秒間。その短い時間の中にある、彼の思考と選択を描く。

関連作品:『インテグラル∫』本編 ↗

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RE-ENTRY の表紙

RE-ENTRY

帰るまでの物語

宇宙SF・約6,600字 · あらすじを見る ↓

低軌道を周回する観測衛星モジュール『アーガス4』。乗員のトマスとクレアは、ある夜、窓の向こうで世界が終わるのを見た。無数の光が都市をひとつずつ消し、地上との通信は途絶える。残された物資は182日分。帰る場所も、待つ家族も失った空の上で、ふたりは探し続け、打ちのめされ、そして最後にひとつの道を選ぶ。これは、世界の終わりを宇宙から見届けたふたりが、『帰る』までの物語。

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何読んでるの? の表紙

何読んでるの?

静かな昼休みの恋

青春・恋愛 · あらすじを見る ↓

昼休みになると、いつも図書館で本を読む彼女。彼は、その姿を見るために図書館へ通うようになる。棚から適当に本を一冊取り、少し離れた席に座って、ただ彼女を見ていた。やがて、ふたりは何度も目が合うようになる。それでも、名前も知らない。声も知らない。そんなある日、残り時間を何度も確かめていた彼女は、とうとう彼の前に立つ。「――何読んでるの?」たった一言から始まる、静かな昼休みの恋。

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じゃあね の表紙

じゃあね

― 続・何読んでるの? ―

青春・恋愛 · あらすじを見る ↓

昼休みの図書館で、視線だけを交わしていた二人。あれから数年。二十歳を過ぎた二人は、今では手を繋げるようになった。けれど、別れ際だけは昔のまま。駅裏の自転車置き場で「じゃあね」と言いながら、どちらも帰ろうとしない。どうでもいい話を続け、誰かの足音が近づくたびに真顔になって、繋いだ手だけは離さない。「帰ったらLINEするね」そう言ってからも、二人の自転車にはまだ鍵がかかったままだった。

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帰ろっか ― 続・じゃあね ― の表紙

帰ろっか

― 続・じゃあね ―

恋愛 · 『ふたり』第3作 · あらすじを見る ↓

【連作掌編シリーズ『ふたり』第3作】
『何読んでるの?』から『じゃあね』へ。
高校時代、図書館で出会った二人が、少しずつ歳を重ねていく物語。
一緒に暮らすことを決めた二人。
引っ越したばかりの部屋には、カーテンも食器もない。冷蔵庫には麦茶が一本だけ。
二人で出かけたショッピングモール。お皿を選んで、マグカップを買って、今夜の夕飯を決める。
そんな何でもない買い物の帰り道、二人は懐かしい自転車置き場を通りかかる。
何度も「じゃあね」を交わした、あの場所。
でも、今日からはもう、帰る場所が同じだった。
『ふたり』は、一組の男女の出会いから人生の終わりまでを、何でもない日常の積み重ねで描く連作掌編シリーズです。
本作だけでもお読みいただけますが、第1作『何読んでるの?』から順番に読むと、二人の時間の流れをより楽しんでいただけます。

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おかえり ― 続・帰ろっか ― の表紙

おかえり

― 続・帰ろっか ―

恋愛 · 『ふたり』第4作 · あらすじを見る ↓

【連作掌編シリーズ『ふたり』第4作】
『何読んでるの?』『じゃあね』『帰ろっか』。図書館で出会った二人は、今では同じ部屋で暮らしている。
同棲を始めて半年。「ただいま」と言えば、「おかえり」が返ってくる。そんな毎日が、いつの間にか当たり前になっていた。
ある日、彼の急な残業で、珍しく彼女が先に帰宅する。いつもと同じ部屋、いつもと同じ家具。けれど、「ただいま」に返事はなかった。
二人分の夕飯を作りながら、彼の帰りを待つ夜。いつもは言ってもらう言葉を、今日は自分が伝える番。
帰る場所が同じになった二人が、今度は帰りを待つ人になる。連作掌編『ふたり』、第二幕の始まり。
本シリーズは、一組の男女の出会いから人生の終わりまでを、何でもない日常の積み重ねで描いていく物語です。本作だけでもお読みいただけますが、第1作『何読んでるの?』から順番に読むと、二人が重ねてきた時間をより楽しんでいただけます。

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ミューズ の表紙

ミューズ

特別だと信じていた時間の真実

胸糞掌編 · あらすじを見る ↓

薄暗いアトリエで重ねる、二人だけの密やかな時間。写真家の彼の「ミューズ」として、言われるがままにポーズをとり続ける私。無意識の「指先を丸める癖」すらも愛おしそうにねだられ、彼のために時間もお金もすべてを捧げていた。しかし、念願の個展会場で目にした最高傑作に写っていたのは、見知らぬ美しい女性。そして、写真の中の女の左手は、私と同じように指先が丸められていて――。「特別」だと信じていた時間の、冷酷で悲しい真実を描く胸糞ショートストーリー。

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無理しないでね の表紙

無理しないでね

フレネミー・美月編

対になる物語 ① · あらすじを見る ↓

※この物語は、フレネミー『よかったね』(森本夏美編)と対になっています。夏美が泣くたび、美月は優しくなれた。「大丈夫?」「無理しないでね」「私はずっと味方だから」その言葉は、いつも本心だった。だからこそ、美月は気づけない。自分が夏美の幸せより、夏美に必要とされることを望んでいることに。

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よかったね の表紙

よかったね

フレネミー・夏美編

対になる物語 ② · あらすじを見る ↓

※この物語は、フレネミー『無理しないでね』(高山美月編)と対になっています。高山美月編からお読みいただくのをおすすめします。あの子の「無理しないでね」に、救われていたのは私のほうだった。挑まなくていい。失敗しなくていい。傷ついたままでいてもいい。美月の言葉は、いつも夏美を安心させた。だからこそ、気づいてからも離れられなかった。これは、優しさに救われながら、その優しさに少しずつ自分を預けていった少女の物語。

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下から見る の表紙

下から見る

数字と暮らしの、その先へ

ヒューマンドラマ · あらすじを見る ↓

地方の公営団地で育った男は、数学だけを武器に外資系証券会社へ入る。市場の数字を読み、誰よりも早く金利の流れを見抜き、巨額の利益を上げていく。きっかけは、母がつけていた一冊の家計簿だった。新聞、外食、そして牛乳。消されていく生活の項目を見て、彼は「市場が見ている数字」と「人が生きている数字」のずれに気づく。やがてその読みは大当たりする。けれど、誰かの不況が自分の利益に変わる瞬間を目の前にしたとき、彼は初めて、自分がどこから世界を見ていたのかを知る。数字は嘘をつかない。では、嘘をつくのは誰なのか。

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あした の表紙

あした

愛おしさと狂気の境界線

ダーク短編 · あらすじを見る ↓

世界のすべてを敵に回しても離れたくないと願うほどの全肯定の愛。そのあまりにも純度が高すぎる感情が、日常の訪れを拒絶し、永遠の静寂を求めて牙をむく――。目覚めの朝に訪れた、愛おしさと狂気の境界線を描く短編小説。

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海への賛歌 の表紙

海への賛歌

Hymn to the Sea

X企画から誕生 · あらすじを見る ↓

Xで開催した第1回「タイトルだけ選手権」で、Alexander Joemさんが寄せてくださった『海への賛歌(Hymn to the Sea)』から生まれた掌編です。悪夢を書くことを愛しながら、美しいものにも自分の言葉を与えたいと願う物書き、アレックス。書くことをやめると決めた彼は、最後に原稿を読み返すため、夕暮れの浜辺へ二脚の椅子を運ぶ。けれど、波が原稿をさらった瞬間、彼は夢中でその一枚を追いかけていた。濡れた紙に残った一行が、海を前に、もう一つの意味を持ちはじめる。※主人公は架空の人物であり、Alexanderさんご本人を描いたものではありません。

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理由はない の表紙

理由はない

創作・批評 · あらすじを見る ↓

短編を投稿した「私」のもとに、二つの感想が届く。作品を深く読みながら、最後には判断を作者へ返してくれる言葉。そして、いつしか作品を離れ、作者自身の考えや感情まで決めつけていく言葉。「赤い傘」でなければならない理由は、本当に必要なのか。誰かに否定されても、うまく説明できなくても、それでも自分が好きなら書いていい。批評とは何のためにあるのか。そして、書き手どうしは、どんな言葉を渡し合えるのか。すべての「書き続けたい人」へ贈る、小さな物語。

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Day0 の表紙

Day0

ヒューマンドラマ · あらすじを見る ↓

移植日「Day 0」に向け、過酷な前処置を受ける一人の患者。その日を目指し、見知らぬドナーと医療者、細胞を運ぶ人たちが動いていた。骨髄を提供した書き手が、命の受け渡しの重さと、その先に始まる闘いを描く。

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海じゃ、足りなかったらしい の表紙

海じゃ、足りなかったらしい

青春・掌編 · あらすじを見る ↓

深夜一時、財布には三百円。好きな子への気持ちを持て余した僕は、自転車で二十キロ先の海を目指した。身体が空っぽになるまで走って、砂浜に倒れ込んで、ひとつだけ決める。明日、告白しよう。けれど翌日の放課後、彼女を前にした僕は、何ひとつ言えなかった。どうやら、海じゃ足りなかったらしい。

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CK ONE の表紙

CK ONE

シーケースワン

ヒューマンドラマ・恋愛 · あらすじを見る ↓

大人になったつもりでいた、背伸びしたふたり。ある深夜、「生理が来ない」という一言で、遊びの延長だった日常は突然、結婚や仕事、金、家族という現実へ姿を変える。ふたりで選んだCK ONEの香りが残る車内で迎えた、一つの夜。その帰り道、ふたりはもう昨日までと同じではいられなかった。

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へぇ。 の表紙

へぇ。

恋愛・短編 · あらすじを見る ↓

東京に染まりたかった僕。先に染まったのは、彼女だった。荷物を取りに来た朝。僕は最後まで何も聞けず、代わりに、どうしようもなく情けない一文を送る。置いていかれた男の、みっともない短編。

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ジムニー の表紙

ジムニー

現代ファンタジー · あらすじを見る ↓

母の背中を追って看護師になり、十年。「誰かを助けたい」という夢は、いつしか「何事もなく一日が終わってほしい」に変わっていた。激務を終え、二年待った愛車・ジムニーに乗り込んだ夜。スマホに、見覚えのない通知が届く。【発進すると十年前に戻れます。どうしますか?】「そんなわけないじゃん」軽い気持ちで返した言葉に、すぐ返信が来た。

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批評家T の表紙

批評家T

ヒューマンドラマ · あらすじを見る ↓

辛口の書評で支持を集める高山美月に、一人の作家が小説を送ってきた。描かれていたのは、批評家の言葉を受けた作家たちの姿だった。高山はそれを「批評への逆恨み」と読み、容赦のない書評を公開する。

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X の表紙

X

ヒューマンドラマ · あらすじを見る ↓

夕暮れの部屋で、ふと昔のXアカウントを開く。最後に残っていたのは、「みんなありがとう。返信は追いつかないけど全部読んでる」という一文。なぜ更新が止まったのかは、誰にもわからない。その言葉を眺めたあと、私は自分のタイムラインに、「晩飯、何にしようかな」と書き込んだ。

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冷蔵庫物語 の表紙

冷蔵庫物語

現代ファンタジー · あらすじを見る ↓

本作は、夜な夜な冷蔵庫の中で繰り広げられる食材たちのユーモラスな群像劇を描いた、笑いと感動の「キッチン・ファンタジー」です。「調理されて昇天すること=絶対的幸福」という奇妙なルールが支配する冷蔵庫社会を舞台に、縦割り構造の階級社会や賞味期限という名の寿命など、人間社会の縮図のような世界観をブラックユーモア交じりに活写。前半から中盤にかけては、実在の商品名や聖句を巧みに避けたオリジナルの設定のもと、食材たちのプライドがぶつかり合う大げさなドタバタ劇や電子レンジでの超速解凍といったハイテンションなギャグで駆け抜けます。しかし、ひとたび主役の中身が消費され「空の瓶」となってからは一転。余計な心理説明を一切排除し、「トントンとイチゴを刻む音」や「手作りジャムの輝き」といった絵と音の引き算の演出だけで、受動的だったお母さんが能動的な「作る人」へと変わる姿を描き出します。散々笑わせたあとに訪れる静けさと温かい余韻の落差が、読む者の心に深く染み入る、ソリッドで愛おしい物語です。

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今日も仕事。の表紙

今日も仕事。

俺、猛禽なんで。

コメディ・動物目線 · あらすじを見る ↓

街に集まる小鳥たちを追い払うため、今日も仕事に駆り出される一羽の猛禽。自慢の飛行で群れを蹴散らすものの、鳥たちはすぐ戻ってきてしまう。人間は糞を嫌がり、小鳥はただ生きているだけ。そんな事情を理解しながらも、彼には仕事への誇りがある。ところが任務を終え、お姉さんに褒められたその瞬間、思わぬ事態が。そう、俺だって糞はする。今日も人間の街は、だいたい平和だ。

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200BPM の表紙

200BPM

―「142BPM」リメイク―

青春・ヒューマンドラマ · 完結 · あらすじを見る ↓

「大人しい子」「手のかからない子」。言えない言葉を飲み込むたび、私にしか見えない頬のあざが広がっていく。憧れたアニメ制作の現場にも居場所を見つけられず、部屋へ戻った少女は、電子の歌姫に声を託した。142から180、そして200BPMへ。誰にも届かなかった思いが、音になって走り出す。ミツキの初期作品『142BPM』を、あの頃の衝動を残して全面リメイクした物語。

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決意 美月の物語 の表紙

決意

美月の物語

ヒューマンドラマ · 掌編 · 完結 · あらすじを見る ↓

これは、わたしのことです。書き始めた理由と、今も書いている理由。

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03 / EARLY WORKS & REIMAGINING

不治の病さんへ。

三つのIF、そして一つの物語へ。
創作の足跡をたどる特別な書架。

THE ORIGIN OF A STORY

ひとつの物語、三つの可能性。

初期に書いた三作品は、同じ登場人物とモチーフから生まれながら、異なる道をたどったIFストーリーです。文章の荒さや試行錯誤も、当時の創作の記録としてあえてそのまま残しました。

その三つを、のちに本来描きたかった一つの物語へ組み直したのが、統合オリジナル版です。初期作品から現在までの変化も、ひとつの読み方として楽しんでいただけたら嬉しいです。

01 — 03 / IF STORIES

三つのIFストーリー

それぞれ独立した物語。番号は展示順であり、続編の順番ではありません。

消しゴムさんのバカ。もう寝ない。 の表紙

消しゴムさんのバカ。もう寝ない。

初期IF 01 | 交換日記と十四年

青春・恋愛 · 約19,000字 · 完結 · あらすじを見る ↓

小学五年生の夏に出会った啓介と夏美。中学で始まった交換日記には、言えない気持ちが少しずつ積もっていった。ある夜、夏美が書いて消した「手を繋いで帰りたい」の一行。その小さなすれ違いが、二人の十四年を変えてしまう。初期に書かれた、交換日記から始まる恋のIFストーリー。

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不治の病さんへ。 の表紙

不治の病さんへ。

初期IF 02 | 初恋の答え合わせ

青春・ヒューマンドラマ · 約9,000字 · 完結 · あらすじを見る ↓

中学時代の初恋の人、美月の夢を見た啓介。偶然再会した夏美に同窓会の幹事を頼まれ、十数年前の出来事をたどり始める。交換日記、もう会えない人、遺された言葉。知らなかった想いと優しい嘘に向き合う、ひと夏の答え合わせの物語。

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正面突破。 の表紙

正面突破。

初期IF 03 | 美月の選択

青春・恋愛・ヒューマンドラマ · 約26,000字 · 完結 · あらすじを見る ↓

恋も人の感情も、分析すれば答えが出ると信じていた高山美月。理屈の通じない初恋、親友との絆、そして病との闘いを通して、彼女は言葉と向き合っていく。「正面突破です」。恋、喪失、命のつながりを描いた、美月を中心とするもう一つの可能性。

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三つの道から、ひとつの物語へ
04 / THE ORIGINAL STORY

そして、統合オリジナル。

最初の三作品を読んでからでも、この一冊からでも。

不治の病さんへ。【オリジナル】 の表紙

不治の病さんへ。【オリジナル】

統合オリジナル | 三つの物語、その先へ

青春・恋愛・ヒューマンドラマ · 約72,000字 · 完結 · あらすじを見る ↓

小学五年生の夏に出会った啓介と夏美。中学で始まる交換日記と、消したはずの一行が生んだすれ違い。そして、言葉に正確な少女・美月の「正面突破」。忍や根岸たちも交え、三つの視点から十四年越しの初恋と命の物語を描く。初期の三作品を、本来描きたかった一本の物語に組み直した統合オリジナル。

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FROM THREE POSSIBILITIES TO ONE STORY

あの頃、書きたかった物語。

三作のままでは、ひとつにできなかったもの。

書き直すことで、やっと辿り着けたもの。

初期作品を消さずに残すのは、その距離も作品の一部だと思うから。

四つの作品を見比べる ↑
AFTER THE LAST PAGE

次の物語が、また生まれる。

作品は少しずつ、この本棚に増えていきます。
読みたい本が見つかったら、どうぞゆっくり。

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